唐木岱仙について

煎茶道 黄檗売茶流について

京都の宇治にある、黄檗山萬福寺の茶礼から発展した茶道、黄檗売茶流。
美しいお手前を、売茶翁の志とともに受け継ぐ煎茶道の流派です。

当流では初心者、熟達者を問わず、お茶を淹れる形「お手前」を学びます。

その目的は、本来十人十色であるはずの「美意識」を共有することにあり、お手前を繰り返しお稽古することで更なる深化,或いは時代に応じた発展を目指します。

時間をかけて培った美意識と、それを伴った振る舞いは、日常見慣れた景色に変化をもたらせ、あらゆる事柄を昇華させる力があると信じています。

黄檗売茶流三世家元 通仙庵孝典

当流の主な活動は、国際交流や文化交流など様々な目的を持ったお茶会の主催、神社仏閣へ一杯のお茶を御奉仕、御供えする献茶式の挙行、そのほか煎茶道に興味をお持ちの方へ向けたワークショップの開催等、多岐にわたります。

唐木岱仙について

私、唐木岱仙は、二世家元、そして三世家元から黄檗売茶流を、その所作や設えに加えて心の持ち方を「美意識」として学んで参りました。

その「美意識」を私の経験や心とともにお茶会、講演、ワークショップなどのイベントやお稽古を通して多くの方々に伝えております。

また、当流の大切な役割に「献茶」があります。国、宗教、宗派の垣根を越えて、畏敬と感謝の気持ちをお伝えしています。私、唐木岱仙もお家元に同行し日本中や海外でも献茶を手伝わせていただいております。

世界が平安に向かうように、お茶の力を信じていきたいと思います。

プロフィール

煎茶道黄檗売茶流 総師範
一般社団法人黄檗売茶流 理事
煎茶道黄檗売茶流 師範会会長
日吉大社 黄檗売茶流献茶祭 実行委員長

  • 昭和49年生まれ 富山県富山市出身
  • 富山第一高校卒
  • 立命館大学理工学部卒 立命館大学大学院理工学研究科修了 物質理工学専攻
  • 高校卒業後、フリーターなど定まらない生活をしているときに、黄檗売茶流二世家元と出会い、感銘を受け大学進学を目指す。
  • 大学在学時より黄檗売茶流二世家元、三世家元より黄檗売茶流を学ぶ。
  • 大学院修了後、サラリーマン生活を経て黄檗売茶流の指導者となる。

指導者になり、習いたい人たちからの敷居の高さを感じ、三世家元(当時、家元嗣)とともにワークショップスタイルのお手前を考案、その他、学校や法人などへの講演活動やホテルやカフェ、茶業にかかわる方へのコンサルティング活動を通じ、黄檗売茶流の理念に基づく所作や考えを普及している。
また日吉大社献茶祭をプロデュースするなど、文化に対して積極的に活動している。

<コンサルティング実績>
NHKドラマ「ライジング若冲」煎茶道指導
岸家(所作やお茶の出し方など) 茶酵素本舗(お茶の美味しい淹れ方、ポイントなど)
他多数。

<メディア>
NHK 美の壺「煎じて味わう 日本のお茶」

  • 平成31年 一般社団法人黄檗売茶流 理事に就任
  • 平成31年 黄檗売茶流 師範会会長に就任
  • 滋賀県 日吉大社 黄檗売茶流献茶祭 実行委員長 以降毎年
  • 福岡県 志賀海神社 黄檗売茶流献茶祭 実行委員長 以降毎年絵

<その他の実績>
全日本煎茶道連盟全国大会 黄檗売茶流席 席主
全日本煎茶道連盟関西支部 月見茶会 席主
黄檗山萬福寺 ほてい祭り 記念茶席 席主
日吉大社献茶祭 記念茶席 席主
日吉大社献茶祭 献茶 炭手前
日吉大社茶摘祭 記念茶席 席主
石峰寺 伊藤若冲 売茶翁 出会いをテーマに茶席 席主
黄檗山萬福寺 講演「売茶翁と若冲」
浄住寺 紅葉茶会 席主
黄檗山萬福寺 献茶 
比叡山延暦寺 献茶 
伊勢神宮 献茶 炭手前
志賀海神社 献茶  

韓国 献茶式 童子
中国 黄檗山萬福寺 献茶 

その他 多数多方面で活動させていただいています。