FAQ よくある質問 :お稽古

Q:正座ができないのですが

A:黄檗売茶流では、二つの理由で平成元年より正座を一切廃止しております。

1、「文化は交流しないと枯渇する」というお家元の意志があり、日本以外の国の方々と対等に交流をするため。(正座は伝統的な日本の座り方ではない)

2、身体が元気でも足を痛めてしまい正座ができないという理由でできなくなるのはおかしく、また現代の日本人はかなり身長が伸び、それとともに体重も増加しているので、正座により膝を痛めてしまうため。

以上より、正座ができるかできないかは関係ありませんのでご心配なく。

Q:お稽古には着物を着ていかなければなりませんか?

着物を着なくて大丈夫です。ただし茶道は清潔さが大切ですので、清潔感のある服装でお稽古してください。

Q:お稽古の時間はずっといなければなりませんか?

お忙しい場合、遅れてきても大丈夫ですし、早くお帰りになっても大丈夫です。ご自身のお手前のお稽古は、一回のお稽古でお手前一回ですので、もし早く帰らなければならない場合は先にお稽古したいと伝えていただけたら対応いたします。
ただし他の方のお稽古を見るのと上達も早まります。お時間がありましたら他の方のお稽古を見ていってください。

Q:お茶の稽古は全く初めてです。大丈夫でしょうか?

大丈夫です。だれでも最初は初心者ですのできちんと対応いたします。他の社中さんにとっても初心者への指導は、初心に戻れるチャンスと考えております。みな歓迎いたしますのでご心配なく受講ください。

Q:お稽古の見学はできますか?

お稽古日に来ていただければ、見学可能です。いきなりはじめるよりはお稽古場の雰囲気を感じ、唐木岱仙とお話ししたうえで検討していただいた方がいいかと思います。

Q:ゆくゆくは指導者になりたいのですが。なれますか?

お稽古を続けていけば、【準師範】、【師範】、【総師範】がとれます。準師範を取得されれば、お茶会を主催したり、弟子をとって教えることができます。黄檗売茶流では指導の経験を通じて、より良い指導者になっていくとの思いから、準師範は比較的早めにとることができます。はじめのうちは「教える」よりも「教えさせていただく」つもりで指導をはじめてください。
指導者になりたいかたは、その熱い思いを伝えてください。そのつもりで指導いたします。